特別企画

山口県と沖縄県は近づけたのか岩国市役所の方に聞いてみた

我々は山口県に近づけているのか

さて、これまで記事にて山口県と沖縄県の「でーじ近い」を検証していたわけですが、本当に山口県と沖縄県の距離は縮まっているのか…私たちは一抹の不安をいだいていました。

それは…

山口あるある

私たちの主な情報源がよくありがちな「あるある本」だったからなのです。

この本の内容がどこまであっているのか。我々の方向性は間違っていないのか…餅は餅屋。やはり山口県のことは山口県の人に聞くのが一番なのではないでしょうか。

というわけで今回は特別企画として

山口県は岩国市役所の方にわざわざ沖縄に来て頂くことに成功いたしました。
来て頂いたのは岩国市役所 産業振興部 観光振興課 空港利用促進室の當具正史さん。

せっかくなので沖縄各所を観光しつつ、これまでの記事を振り返ってみようと思います。

本田
本日はよろしくお願いします!

當具
よろしくお願いします。

本田
ちなみに、この取材は直行便の就航前ですが、沖縄県に来るのにどれくらい時間がかかったんですか?

當具
そうですね。まずは新幹線で福岡まで移動して、福岡空港から那覇空港に飛行機で移動したのでだいたい4,5時間はかかりましたね。

本田
遠い…!

沖縄観光その1 泊いゆまち

當具さんを連れてまずやってきたのは那覇市泊にある「泊いゆまち」。

泊いゆまちでは沖縄県漁連市場のマグロ専門店やモズク専門店など、水産物仲卸業者が集まった施設でその日水揚げされた新鮮な魚介類が並びます。

本田
泊いゆまちは沖縄の魚市場的なスポットなんですけど、山口県にも魚市場的なものってあるんでしょうか?

當具
下関にある唐戸市場が有名ですね。唐戸市場もここのように鮮魚店が並んで魚を買ったり、新鮮な魚介類を食べられるスポットになっています。

本田
逆に山口県の魚市場と異なるところはありますか?

當具
やはり、並んでいる魚の種類が全然違いますね。イラブチャーとかエイグァーとか魚の名前も全く分からないのでちょっとワクワクします。そして並んでいる魚の色がすごく鮮やかなのに驚きました。

本田
山口県といえばフグですが、沖縄県でもハリセンボンをアバサーといって食べるんです。主に汁物ですけど。ほらほら。なんだか山口県と沖縄県、近いと思いませんか?

當具
ちょっとハリセンボンを食べるという想像がつかないですね(笑)。それにしても魚の値段、安いですね。

本田
食でいうとですね、今回「沖縄でも瓦そばは再現できる!」ってネタをやったんです。

當具
実は岩国の方では、瓦の上に乗せて瓦そばを食べる機会はほとんどないんです。瓦そばのお店は、やはり下関に多いんですよ。ただ、山口県内では、スーパーに瓦そば(そばのみ)が売っていて、家庭でホットプレートで炒めて食べる人も多いようです。
沖縄版、瓦そば…見た目は瓦そばですね。ただ、瓦は赤瓦より黒い瓦の方がおいしそうに見えるのは気のせいでしょうか。

沖縄観光その2 首里城公園

続いてやってきたのは沖縄観光のド定番。首里城です。

かつて琉球王国時代の国王の居城として創建された首里城は何度かの焼失を経て再建されて、現在は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。

本田
観光でいえばド定番の首里城ですが、山口県にも城ってあるんでしょうか?

當具
まさに岩国に岩国城という城があるんですが、首里城は色や形からしてもう全然日本本土の城とは違いますね。沖縄固有の歴史・文化に触れられるスポットなので一度は来てみたかったと思ってました。

本田
こちらが首里城の正殿前です。たぶん風景でいったらここが「ザ・沖縄」という風景じゃないかと思います。山口県の「ザ・山口」みたいな風景って何かありますか。

當具
そうですね。「ザ・山口」といえばやはり岩国市にある錦帯橋じゃないでしょうか。日本三名橋のひとつで日本を代表する木造橋なんです。

本田
歴史といえば山口県の定番スポット「山賊」にかこつけて「沖縄の山賊を探して」という記事を書いて山口県と沖縄県の近さを証明したりもしました。

當具
沖縄の山賊(フェーレー)が山賊じゃないという時点でこれ厳しいですよね(笑)。

本田
記事を書いてる時点で「あ、これ割と無理筋だな」とは正直思ってました。

沖縄観光その3 沖縄美ら海水族館

続いても沖縄観光の定番スポット。本部町にある沖縄美ら海水族館です。

本田
ここまで二人でまわってきて思ったんですがなんかデートみたいですね。

當具
肩でも組んでみますか(笑)

本田
なんか趣旨が変わってきた気がするので沖縄美ら海水族館、行ってみましょう。

本田
取材で来たのに普通に1時間見入ってしまいました。沖縄に住んでいてもやっぱり沖縄美ら海水族館は何度行っても楽しいですね…!

當具
いちおう山口県で近しいところを紹介しますと下関市に海響館という水族館がありましてフグの仲間を常時100種類展示しているのがウリなんです。また、広島県になるんですが、安芸の宮島にある宮島水族館は、岩国錦帯橋空港からすごく近いんですよ。しかし、沖縄美ら海水族館のスケール感はすごいですね。見ごたえありますし、誰が行っても楽しいですね。

本田
多少強引な生きもの繋がりですけど「山口県が鷺の舞なら沖縄県は胡蝶の舞だ」ということで山口県の鷺の舞と沖縄県の胡蝶の舞を比べてみたりもしました。

當具
恥ずかしい話ですが、鷺の舞・胡蝶の舞の両方とも知りませんでした。両方とも動画を見ましたが、そんなに近くはないですよね。ただ、無理やりですが、まさに地域文化を守る・引き継ぐという点で、山口県と沖縄県は近いのかもしれません。

本田
無理にコメントしなくて大丈夫ですよ!

沖縄観光その4 万座毛

最後にやってきたのは恩納村にある万座毛。岩に砕ける波と雄大な自然を感じられるスポットです。

本田
万座毛に沈む夕日を最後にお見せしたかったんですが、めちゃめちゃ曇ってますね。

當具
この風景に近い所といえば、角島でしょうか。山口県の北西端の島で、2000年に角島大橋という橋が架かってアクセスが便利になったんですよ。角島大橋から見た海がきれいで車のCMや映画のロケなどでもつかわれていました。また、県内でも岩国の近くで言うと、周防大島の海もきれいなんですよ。

本田
角島大橋といえば日本で3位の長さの離島に架かる橋で、1位は沖縄県宮古島市の伊良部大橋、2位は沖縄県今帰仁村の古宇利大橋ですよね。なんかそっちに行った方が近さを検証する的な話としてはよかったんじゃないかと思います。

二人で万座毛から海を眺めて今回の沖縄観光は終了。

山口県と沖縄県は近づけたのか

本田
というわけで記事を振り返りつつ、沖縄をご案内したんですがいかがでしたでしょうか。

當具
岩国というよりは、沖縄県外に住む皆さんの「沖縄」のイメージは、やはり、「青く透き通った海」だと思います。他には、暖かい、台風とかですかね。個人的な意見ですけど。
そして、皆が口をそろえて言うのは、「沖縄、行きたーい」だと思います。

今回、案内していただいた観光地は、県外の人にはよく見る、よく知られているといった有名所だと思いますが、知っていても(知っているから!?)実際に行ってみたら、やはりわくわくしました。

山口だって負けてないですが、本土にはいない魚(泊いゆまち、沖縄美ら海水族館)を食べたり、見られたり、沖縄固有の歴史・文化(首里城など)に触れらりたり、沖縄の海だからより見ごたえのある景色(万座毛など)など一度や二度では知り尽くせない魅力をたくさん持っているのが沖縄だと思います。

「もっと見たい」、「もっと知りたい」、「もっと感じたい」、「また行きたい」それが率直な感想ですね。

本田
正直、記事で山口県と沖縄県が近くなったかといえば、そうでもないような気がしてならないのですが、今回の旅で僕と當具さんの仲はぐっと近づいた気がします!

當具
次は、真夏の沖縄を体験してみたいので真夏にうかがいます!よろしくお願いします!

本田
お待ちしております!本日はありがとうございました!

 

というわけで山口県と沖縄県の近さをアピールするサイト「でーじ近い沖縄」。いかがだったでしょうか。岩国市役所職員の當具さんと記事について振り返りつつ沖縄本島内を観光しましたが、冷静に頂いたコメントを振り返ってみると「そんなに記事では山口県と沖縄県は近くなってない」と言外に指摘されている気がしてなりません。

しかし、ここまで記事を読み進めて頂いた心優しい山口県の皆様は、ぐっと沖縄に心が近づいてきているのではないでしょうか。というわけで皆さん「山口県からでーじ近い沖縄」にめんそーれ。お待ちしております。

どうですか?山口と沖縄は近くなりましたか?