本島中部に位置する、うるま市。
車での移動も楽で、海中道路を通って離島の先端まで道が続いている。
世界遺産の勝連城跡、闘牛など、歴史ある旅情も得られるエリア。
自然と文化、大人だからこそ味わえる感動が。

うるま市エリア

風、太陽、海、そして、ふたり。水平線に自分たちが重なる。

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冬の沖縄を感じる 海中道路

沖縄本島から4つの島々へつながる海上を走る道。
少し冒険をして、オープンカーでながしてみよう。
沖縄本島東側、与勝半島から平安座島まで続く
約5,000メートルは圧倒される爽快感。
橋の途中にあるパーキングに車を駐めれば
360度の海に囲まれながら休憩もできる。
左右にひろがる海が時間や気候で
青や緑に表情を変える。走るほどに一直線の道路が
永遠に続いて欲しいと願う。
久しぶりにふたりでドライブもいいものだ。
忘れかけていたあの頃の思い出が蘇ってくる。

早起きをして朝陽とドライブ。

ちょっと暗い内にホテルを出て車で一路海中道路へ。太平洋から昇る朝陽と一緒に海中道路を駆け抜けてみるのも一興。白み始めた空の色が変化すると道路も海の色も一緒に朝から日中の色へ。隣で君が、贅沢な瞬間ね。と、そっとつぶやいた。

海中道路を降りて海を歩こう。

長い海中道路のまんなかにある海の駅あやはし館。道路に沿ってのびる駐車場脇は公園になっている。脇を降りると小さな砂浜。海の上って歩けるんだ。冗談もホントに聞こえた。

海中道路全部と記念写真。

島々の玄関となる平安座島に入って右折をすると、すぐに浜比嘉島に渡る浜比嘉大橋。渡りきったところにある公園でふり返ると、海中道路の全貌が一面に見えてくる。走るのもいいけれど、一緒に写真に収まるのもいいかな。ふたりきりの写真なんて何年ぶりだろう。沖縄のやわらかな空気がそんな気恥ずかしさを包んでくれた。

[旬の旨味を味わう] 水揚げ漁港で営業中新鮮な魚介に舌鼓。

島の港にある漁協と併設しているだけあって、魚介は新鮮。店主お勧めのまーす煮と一番人気の海鮮丼を頼んでみる。まーすは塩だから、獲れたサカナを塩で煮たものか。日によって仕入れを変えるので、ほとんど限定数がある。夏場は60分以上待つらしい。沖縄本島中心から遠いこの島で列をなす観光客。そんなこともあるんだなぁ。店を見渡すと日替わりメニューがホワイトボードに書いてあった。「たまん」に「びたろう」、沖縄ではよく食べられている魚らしい。聞きなれない魚の名前に、ふいに種類の当てっこが始まった。釣りが趣味の僕は、決して負けられない勝負となった。

味華

店名の読みは「アジケー」、島コトバでシャコ貝を意味する海鮮料理専門店。新鮮さを求めて県外からも多くのご来店が。売り切れも多いため、早い時間に訪れて欲しい。

詳しくはコチラ

[島時間に身をゆだねて休む] 無人島にあらわれたリゾート。そんな感覚。

伊計島の突端、さとうきび畑に囲まれ、落ち着いた雰囲気の客室からは絶景の大海原が見渡せる。ここで泊まるなら、陽のある内に。ゆったりとひろい敷地は明るい内に散策を。海を望むプールサイドを歩けば、冬を忘れてしまう光景。夜は沖縄の素材をつかった家庭料理のビュッフェ。そして、もう一度敷地内へでかけてみたい。夜は人工の明かりが少ない島ならではの星空に思わず息をのむ。

AJリゾート アイランド伊計島

海に面した広い敷地にある天然ビーチ。映画にでてくるような岩に囲まれた、秘密の白い砂浜は天然のままとのこと。星空の下の展望露天風呂、よりプライベートな気分を味わえるコテージなど施設も充実。

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[ここにしかない逸品を買う] 命の塩、ぬちまーすが生まれる神聖な庭。

ぬちは命、まーすは塩、うなーは庭。「命の塩」と称される、ぬちまーすが生まれるのが、ここ、ぬちうなー。沖縄の海水をそのままパウダーにする工程を直に見られると聞いて訪れた。真っ白な雪が積もったような観光工場の部屋。いままでの製塩では失われてしまった海のミネラル全てをパウダー化することに成功しているらしい。1 トンの海水から生まれる、ぬちまーすは、わずか20 キログラム。その中でも貴重なシルクソルトは肌にのせ水で塗るように広げると熱をおびる。多くの賞をとっていて、顔に塗ると良い効果があると。君の目が輝いた。

ぬちうなー

太平洋に面した崖の上につくられた観光工場周辺は、荒々しい島の自然が残っている。遊歩道が巡らされ、ありのままを感じられる。造成時に1本の木を切りたくないため一度通った工事申請を破棄し3メートル海側に建物を移動までしている。海の恵みに敬意を表し、環境負荷を減らす取り組みが素晴らしい。

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平安座島

海中道路4島の玄関となる島。場所ごとで景観が異なり楽しみ方も深い。おもしろいのは海中道路から伊計島方面に向かう道路の直線部分。山の方を見ると切り立った崖とまわりを囲むジャングル。その上に宇宙船でも降りたような白い円盤の数々。大自然と人工物のタンクがつくりだしたモダンアート。

浜比嘉島

琉球開びゃくの祖先と言われる、アマミチュー、シルミチューの眠る島。橋のない頃は干潮時だけ道が島に通じたらしい。西を浜、東を比嘉と呼び、沖縄原風景に囲まれるように人々の住む場所が偏在している。神聖な島とされるだけあり、あまり人の手は入っていない。自然のままに朽ちていくものあり、新しく生まれてくるものあり。その神聖な空気に自然と背筋が伸びる。

伊計島

島へ渡る橋の前でシーサーが迎えてくれる。海中道路先の最北端の島。奥にあるホテルまではサトウキビ畑、自生植物などに囲まれた道が続く。最果ての島の先にあるパラダイスをめざして握るハンドルは軽い。ちょっとしたアトラクションに、ヘッドライトと瞬く星だけの時間に走る経験は価値あり。

宮城島

隠れ家的なトンナハビーチのある島。金武湾にあり波穏やか。外海に面していないので冬の散策にもいい。誰もいないビーチでふたり。ここまできたら、通過だけになってはもったいないよ。車を降りて歩いてみたら。