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旗頭 石崎 翔さん(当蔵町青年会)
首里の町で、一番きれいな旗頭を首里城祭で魅せる

那覇市内には、琉球王朝時代から、祝事の縁起物として、「旗頭」という伝統文化がある。石崎 翔さんは、首里城を目前にする当蔵町(とうのくらちょう)青年会で、現在旗頭のメンバーとして参加している。父親も兄弟もみんなこの青年会に参加。石崎さんも最近やっと自分の時間が出来、高校時代から10年振りに、練習に参加し、首里城祭(旧 首里文化祭)に向けて、毎晩旗頭の練習に取り組んでいる。


旗頭 石崎 翔さん 旗頭の大切なことは「美ら旗もうらす」こと。

旗頭は約50キロの竹棹を、腰にまいた「さらし」の太鼓に乗せ、竹の上に咲いた「菊の花」と「月に叢雲」、町内のシンボルである「旗」を上下に動かし、美しく見せることを町内ごとで披露する。当蔵の旗頭は、年に1回の「首里城祭」をはじめ、「各種祝辞」「世界ウチナンチュー大会」に参加。その他、那覇の旗頭の青年会へ応援に行くこともあるそうだ。

若者は旗頭によって「挨拶」「礼儀作法」を学ぶ。

町内の年が離れたメンバーが混じり合い、首里城祭に向けて、毎晩公民館で練習を重ねている。そこでは旗頭の技術だけでなく、「町内としての団結力」「挨拶」「礼儀作法」なども学べる。小さな頃から、旗頭を通し、町の若者達を育てているのだ。町内の人は家族の様なもの。と山崎さんは話す。石崎さんは、「10年ブランクがあるため、後輩達の方が技術があったりする。その後輩達に追いつくために力をつけることが今の目標」だと、練習に気合いを入れて参加しているそうだ。

最後に、「石崎さんにとって旗頭とは?」と伺ったところ、「町内を代表して伝統文化である、旗を持つことの誇りと、人との交流の切掛け作りです。11月3日の首里城祭で、当蔵の旗を、綺麗にもうらしてみせます。」と、練習の合い間に語ってくれた。11月秋の首里に綺麗な当蔵の旗頭が舞う。

約50キロの竹棹を、腰にまいた「さらし」の太鼓に乗せる 小さな頃から、旗頭を通し、町の若者達を育てている

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